コルクの頭にカビが、大丈夫なの? | |
月 子:ふ、ふふふ... 八兵衛:? 月 子:ふふ... 八兵衛:な、なんや気持ちわる! 月 子:ふふふ... 八兵衛:な、なんや悪いもん拾い食いしたんか? 月 子:違うわよ!実はね、今日私のお母さんの誕生日なのね 八兵衛:そやからどうしたんや! 月 子:シム博士がね、お母さんの生まれた年のワインをプレゼントしてたのを見たの! 八兵衛:はっは〜、それでおっそわけにあずかろって言う魂胆か! 月 子:なんでわかったの? 八兵衛:月ちゃんの魂胆みえみえや。 §§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§ シム博士:お〜、豪勢なお料理じゃの 八兵衛:わっ、鳥が靴下はいて、うつむきでええ色になってるわ... 月 子:???博士、それに八兵衛さん、どうして此処にいるの? シム博士:実はな、月子ちゃんのお母さんとは古くからの知り合いでの、月子ちゃんのことも陰ながら応援するように言われておったのじゃ! 月 子:八兵衛さんは? 八兵衛:前を通りかかったら、美味しそうな匂いがしたんで...まさか月子ちゃんの家やとは知らんかった。 シム博士:ささ、折角のお料理がさめる前にいただこうとしよう。 八兵衛:賛成 月 子:.... 「折角いただいたワインがありますから、メインのお料理に合わせて頂きましょうか。」 シム博士:おお、そうじゃった、今日のお料理に良く合いそうじゃ、折角じゃから月子ちゃん開けてみなさい。 月 子:え...私が開けるの? シム博士:そうじゃ、慎重にの。 月 子:この入れ物に寝かしたまま開けるんでしょ...出来るかな... シム博士:大丈夫じゃ、まずは周りのキャップシールを外してみろ 月 子:わ、このワイン腐ってる! 八兵衛:えっ、ちょっと、どう言うことや... 月 子:だって、口の周りがカビだらけなんだもの! シム博士:そのカビは心配ない、ワインに栓をするときに吹きこぼれたワインや、徐々にしみ出したワインに付いたカビじゃ、酸性の物に発生したカビは人体には無害じゃから安心しなさい。 月 子:これどうしたらいいの? シム博士:布やティッシュで拭き取れば問題ない、ひどい場合は濡らした布で拭き取ると良いじゃろ。コルクを抜いた後、口の周りについた汚れを拭き取ることも忘れてはいかんぞ。 月 子:博士、なんとか無事に開けられました。 シム博士:それでは、まずテイスティングを.....ん〜何とも心地よい香りじゃ、口の中いっぱいに... 八兵衛:もうええから、はよ飲ませて〜 |
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