月　子：ね〜八兵衛さん、シャンパンこんなに残ってるよ〜

八兵衛：うっぷ、もう堪忍や、さすがにもう飲まれへん、もう飲まれへんって....

月　子：そんなこと言わないで、もったいな....あれ、寝てる...
今のもしかして寝言？？？私、寝言と会話してたの....

シム博士：ほっほっほ、八兵衛も寝顔はかわいいの。

月　子：変なところに感心してないで、博士シャンパンどうぞ。

シム博士：いやいや、わしも昨日から飲み過ぎじゃ、残ったシャンパンは明日に取っておこう。

月　子：明日に取っておくって言っても、折角のガスが抜けて美味しくなくなるじゃない！

シム博士：そうじゃな、普通のワインの様にコルクを差し込んでおくだけではガスが抜けてしまう。無理にコルクで栓をしてしまうと、不意に飛び出すことがあるから危険でもあるしの。

月　子：それじゃどうすればいいの？

シム博士：月子ちゃん、もったいないから飲んでしまいなさい。

月　子：そ、そんなの無理、絶対無理。。。

シム博士：残ったシャンパンをどうするかじゃが、まず半分以上残っておる場合は「シャンパン・ストッパー」というものが市販されておるのでそれを使えば、ガスが抜けずに翌日も美味しくシャンパンを楽しめる。

月　子：なんで、半分以上残ってないとだめなの？

シム博士：半分以下じゃと、「シャンパン・ストッパー」をしても、瓶のなかの空間でガスが抜けてしまうのじゃ。

月　子：それじゃ、半分以下の場合は飲んじゃわないといけないの？

シム博士：まま、あわてるな。
スパークリングワインを使ったデザートを教えてやろう。
これは、以前に「ワイン・クリーム」としてご紹介したことがあるのじゃが、改めてレシピをご紹介しよう！

【スパークリング・クリーム】

（材料）
卵黄・・・・3個
砂糖・・・・50g
ワイン・・・200cc
粉ゼラチン・大さじ1
キルシュワッサー・・少々
レモン汁・・お好みで
生クリーム・・100cc

（作り方）
1.　粉ゼラチンは3倍の水に振り入れ、ふやかしておく。
2.　砂糖、卵黄、ワインをボールに入れてまぜ、湯煎で人肌程度に暖め泡立てる。
3.　2.に1.のゼラチンを加え、さらに泡立てとろみがつくまで冷やす。
4.　別のボールで、生クリームを九分程度泡立てる。
5.　4.に3.とキルシュワッサー、レモン汁を加えてざっと混ぜ合わせる。
6.　お好みの器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

あとは、お好みで飾り付けをすれば完璧じゃ！
どうじゃ月子ちゃん？

月　子：わ〜おいし〜、口の中で自然に溶けてく感じが...私も溶けちゃいそう...

シム博士：このデザートは、赤ワインでも白ワインでもOKなのじゃ、赤ワインで造るとピンク色の可愛らしいデザートが出来るぞ！

月　子：今度からワイン・クリーム用にワインを残そっと！