スパークリングワインの上手な開け方は? | |
月 子:へ〜こんな部屋があったんだ 八兵衛:わっ月ちゃんこっち来てみ、ごっつい庭やで! 月 子:わ〜まるで空中に庭が浮いてる見たい! 司 会:え〜本日はお忙しい中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。 月 子:パチパチパチパチ...ところで金婚式って何年目の記念だったっけ? 八兵衛:結婚50年目の記念や、噂やけどなシム博士3人目の嫁さんらしいで。 月 子:え!シム博士って何歳なの? シム博士:うぉほん、だれが3人目じゃ、わしは1人しかしらんがの。 司 会:それでは、ルノーブル・ブリュット15Lを開栓してください! 月 子:わあ〜あんな大きいシャンパン初めて見た〜 ソムリエ:準備が整いました、それでは抜栓させていただきます。 月 子:天井に穴あかないかな〜 八兵衛:ちょっと静かに出来んか! ソムリエ:シュ!抜栓いたしました、シム博士、金婚式誠におめでとうございます。 月 子:へっ???ぱ〜ん、とか、ぽ〜ん、とか言わなかったんじゃない? 八兵衛:あれが正式なスパークリングワインの開け方や、ええ勉強になったやろ。 月 子:普通はパ〜ン、とか、ポン、とか言わせるんじゃないの? シム博士:普段のパーティーでは場を盛り上げるために、音を出すのは問題ないのじゃが、今日は折角のシャンパンじゃからソムリエにお願いしたのじゃ!月 子:音を出すのと出さないのでは違いがあるの? シム博士:音を出すには勢いよく栓を開けるじゃろ、そうすることで折角のスパークリングワインのガスが余分に出ていってしまうのじゃ。それに勢いで吹きこぼれたり、飛び出したコルクで怪我をすることも有るしの。 月 子:そうなんだ、音を出すのが本式だと思ってた。 シム博士:今日はこれから色々と用事があるのじゃ、じゃから来週にじっくりと教えてやろう。 八兵衛:今日はシム博士主役やからしゃあないな、月ちゃんゆっくりと.... ============================================================================ シム博士:昨日のパーティーどうじゃった?月 子:すっごく楽しかった〜、お料理も美味しかったし! 八兵衛:あ痛たたた...シャンパン飲み過ぎて頭が.... シム博士:15Lのシャンパンがあっという間に無くなったからの、普通の750mlボトルに換算すると20本分それが30分もせんうちに無くなっておった。 月 子:博士早速だけど、スパークリングワインの開け方を教えて! シム博士:おお、そうであった、では開け方のコツがいくつか有るからそれを教えよう。 まず第一に、スパークリングワインの瓶は絶対に揺すってはならん! 第2には、スパークリングワインを十分に冷やす事が大切じゃ。 月 子:そうなんだ、冷やす方が吹きこぼれないのね! 八兵衛:あ痛たたた、あほ大きな声出すな!あたたた... シム博士:では次に、開け方のコツじゃ! まず最初の作業じゃが、栓を覆っておるシールを剥がす作業じゃ! 月 子:は〜い、博士これ針金に引っ付いてうまくとれないんですけど。 シム博士:シールが栓や針金に引っ付いている場合がある、その場合は綺麗に剥がす必要はないので、瓶につながっておる部分だけを剥がせばよいじゃろ。 次に栓を止めておる針金を外すのじゃが、不用意に外してしまうと炭酸のガス圧で飛び出す場合がある、栓を押さえながら針金を外すことが大切じゃ、針金がゆるんだら下の輪の部分を広げる。 月 子:出来ました。 シム博士:それでは、いよいよ栓を抜くのじゃが、月子ちゃんは初めてじゃからテーブルに瓶を立てたままで作業をしよう! 月 子:はい、なんかドキドキする.... シム博士:では、利き手と逆の手で瓶の下の方を持ち、栓ではなく瓶をゆっくりと回すのじゃ。 月 子:え、瓶の方を回すの! シム博士:その時も利き手(コルクを持っている手)は抜く方向に力を入れず、逆に押さえる方向に意識するのじゃ! 月 子:あ、栓が動いた...どうしよ シム博士:瓶を回していくとガスの力で自然と栓が持ち上がってきたじゃろ! 月 子:上がってきた、どうしたらいいの.... シム博士:栓を持っている手で少し栓を傾けるように! 月 子:こ、こうでいいの.....シュ! シム博士:隙間からガスが抜ける音がしたら完了じゃ! 八兵衛:もう今日はシャンパンいらんわ! シム博士:それは残念じゃの、極上のコントドシャンパーニュなんじゃが。 八兵衛:あ、それ飲む! |
|
[Wyvernトップページへ] |